- 2008-10-23 (木) 0:51
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今度開発するサービスを考えてる時に、足し算の暗算の問題をぱっぱって出してくれるサービスを考え付いた。
こんなの既に誰かやってるだろうなと思ったら、案の定あった。
イメージしていたものとぴったり。これで少し暗算をしてみたのだけれど、自分の暗算能力の劣化にびっくりした(笑)。
小学生の時、暗算5段合格したのに~(泣)。
これをやっていて思ったのが、暗算と言えど、そろばんの指の動きをしたほうが暗算の計算がしやすいこと。
そろばんをやったことがない人向けに書いておくと、そろばんをやっている人は、暗算をする時、頭の中にそろばんを思い描き、そのそろばんを頭の中で弾いて、計算している。
論理的には頭の中にそろばんがある訳だから、いちいち指ではじく動作をする必要はない。
頭の中だけで、そろばんを動かせば良い。
だが、それだと、なぜか途中で間違える確率が高くなってしまう。
暗算をする時でも、そろばんを弾く指の動きをしたほうが、頭の中のそろばんが正確に動くのだ。
と、ここで、おおー、これってタンジブルじゃん!
とひらめいた。
人間は、物理的な動きがあったほうが、頭が働きやすいんだ。
だから、タンジブルが有効なんだと、腑に落ちた。
そこで、タンジブルにそろばんとか暗算とか関係付けて、ブログとか書いている人いないかなーと思い、ぐぐってみた。
そうしたら、タンジブルを発案したきっかけが、そろばんだった(笑)。
石井裕の“デジタルの感触” 第1回 原点としてのそろばん (ascii)
そろばんの持つ直接性、メカニズムの透明性、そして触れる喜びを、複雑化・汎用化の極みに達しつつある混迷した現在のヒューマン・コンピューター・インターフェースに持ち込めないか? その問いが、私のタンジブル・ビット研究の出発点となったのだ。
なんか、それがちょっと嬉しくなったので、記念にエントリーしてみた(笑)。
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