まずは、受託開発のお仕事を引き受けて、フリーランスとしての活動を軌道にのせていきたいと考えています。
現在、大学の先輩や、今までお仕事をご一緒させていただいた方経由でお仕事をいただき、2件のお仕事を進めています。
また、今度もう1件お話をいただいており、スタートとしては良い方なのではと思います。
もちろん受託開発だけでなく、自分のプロダクト・サービスもどんどん世の中に出していく予定です。
最終的には自分のプロダクト・サービスだけで生計を立てれるようにしたいと考えています。
第一弾としては、wakeme.meを改良した新アプリを考えています。
wakeme.meをリリースしてから、色々、反省点があるので、その改善版となる予定です。
wakeme.me
http://t.wakeme.me/index
「フォロワーに目覚ましの曲を選んでもらうアイディア」はお風呂で浮かんだ(ITPro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20110204/356894/
※そういえば、取材していただいた記事をブログに載せてなかったので、ここに載せておきます。。
フリーランスとして活動するにあたり、新しい名刺も作成しました!
色々な名刺作成サービスを探していたところ、とてもユニークな名刺作成サービスがあり、
そこで作成していただきました。
ブロガー名刺
http://www.kobe-maekawa.co.jp/products/bloger.html
なんとブログでエントリーを書き、トラックバックを打つだけで、
とても格安で名刺を作成してもらえます。
片面白黒100枚で1000円、両面カラー100枚だと1800円と、他の名刺作成サービスと比べても、とても安かったです。
さらに担当のデザイナーさんとメールにてやり取りができるので、
細かな要望をお願いすることもできます。
僕は最初、値段をけちって両面白黒でお願いしていたのですが、
出来上がったデザインを見て、カラーの方がいい名刺になりそうだったので、
カラーに変更してもらいました。
とてもいい感じの名刺ができたので、ぜひもらってやってください(笑)。
ということで、新しい挑戦となりますが、
後悔のないように今後もがんばっていきたいと思います!
「ソーシャル」概念に革命をもたらすことになるかもしれないモバイル向け写真アプリケーションのColor、大金を調達してサービス開始(Techcrunch)
プレローンチの段階で4100万ドルもの資金を集めてしまったとのことで、ただのバブルだとスルーしていました。
だが、数日前、電車の中で新しいウェブサービスのアイデアを考えていたところ、
アイデアではなく、なぜかColorすげーという結論に至ってしまい。。
せっかくなので、その考えを久しぶりにブログに残しておくことにしました。
Colorの特徴の詳細は上記のブログを見ていただくとして、おおざっぱにまとめると、
・近い場所のユーザと自動的に写真が共有される
・同じ場所にいた回数が多いほどソーシャルのつながりが強くなる、逆に長期間同じ場所にいないと弱くなる
となります。
端的に言うと、Colorのすごいところは、下記3点です。
1.既存ソーシャルの仕組みを前提としないソーシャルの枠組みをテクノロジーを使って具現化した
2.つながりの強弱について、ユーザの近接度という、より現実に近い形式を用いている
3.Facebookにとってのイノベーションのジレンマとなりうる
それぞれについて理由を説明していきます。
SNSといえば、友達承認制(Facebookで言うとフレンド申請、承認)というのが
SNSが始まった当初からのお決まりでした。
少し前にTwitterがフォロー、フォロワーという概念を普及させました。
SNSとTwitterで異なるのは、SNSは承認という作業があるが、Twitterにはない点です。
どちらかというとTwitterの方が、パブリックでお気軽な感じと言えばおそらく納得していただけると思います。
と、超ざっくりだけれども、ソーシャルと言えば、
・友達承認制の仕組み or Twitter風のフォロー、フォロワーの仕組み
を基板にした上で、メッセージや写真等を共有したり、
ゲームで遊んだり(Zyngaなどのソーシャルゲーム)する仕組みのことを指す。
(※あくまで超ざっくりです)
(世界規模で考えると)もうソーシャル基板はFacebookかTwitterのどちらかという雰囲気で、
SNSと言えば友達承認するあれだろっていう固定観念が
みんなに蔓延ってきたところで、Colorさんはやってきました。
1.友達承認制(Facebookなど)
↓
2.フォロー、フォロワー(Twitter)
↓
3.Color風のリアルベースSNS
こうして比べると、下に行くほど
・パブリックな性格が強くなっていく
・ユーザ体験として気軽になっていく
ことが分かります。
また、ユーザ体験として気軽になっていくということは、
その裏にテクノロジーの活躍があります。
ユーザがやらなければならなかったことをシステムが肩代わりしてくれるのです。
Colorの場合は、位置情報をもとにソーシャルな関係を自動的に作成してくれる。
さらに、明るさの状況や、マイクの音声による判定も可能となっています。
ということで、
・誰もがソーシャルはFacebook、Twitterで満足していたところに、
新しいソーシャルの仕組みを考案した
・スマートフォン上のGPS、各種センサーなど、普及してきたツールを使い、
実用性があり、ユーザが気軽に使用できる形式で実装した
といったところが注目できる点だと思います。
SNSが始まった当初から、現実の友達関係は仲が良かったり、悪かったり、
いろんな関係があるのに、SNS上の友達は等しく扱われることについて議論されていました。
そこで、SNS事業者は、友達を分類する機能を付けたり、友達をランク分けする機能を追加したりしています。
ただ、ふと立ち止まって考えてみると、現実世界では、厳密に友達を分類したり、
ランク付けなどする人はほぼいないと思います。
現実世界でやらないようなことを、わざわざWEBでやらなければいけないのもおかしな話です。
また、友達を承認するという仕組みも現実では行われていません。当たり前ですが。。
友達承認という仕組みもSNSのための仕組みだったのです。
そこで現実世界ではどういう人を友達(あるいは親しい)と見なしているかと考えると、
普段から合う回数が多い人となると思います。
もちろんSNSを含むネット上のコミュニケーションがあるので、
一概にはそう言えませんが、会う回数が少なくなれば、疎遠になっていきます。
ユーザがどれくらい同じ場所にいるかによって、つながりの強弱が変化する
「Elastic Network」は、そういった現実世界を反映しようとしています。
スマートフォンが普及して、それらにGPSや各種センサーが付いたことにより、
友達承認制のSNSでは成し得なかったつながりの実装をColorは実現しました。
1.友達承認制(Facebookなど)
↓
2.フォロー、フォロワー(Twitter)
↓
3.Color風のリアルベースSNS
という図を上の方で書きましたが、Facebookは、Twitterを買収しようとし失敗しています。
その後、紆余曲折あり、Facebookは、Twitter風フォローの仕組みを、
ファンページ+Likeで取り入れました。
(ファンページをLikeすると、ファンページの更新情報が自分のホームに届く)
もし、Color風のリアルベースSNSがスマッシュヒットした場合、
Facebookはどう動くでしょうか。
おそらくTwitterと同じように買収提案するでしょうが、
Twitterと同じように断られるでしょう。
その場合、同じような機能をFacebook内で実装することを考えると思います。
位置ベースでフレンド推薦、位置ベースでフレンドの自動ランク分け等は実装できると思いますが、
Colorの一番の特徴である「Elastic Network」に関しては、どうでしょうか。
Facebookが友達承認制をとっている以上、「Elastic Network」によって、
せっかく集めたフレンド数が減っていくのはユーザが納得しないでしょう。
Facebookの一番の価値である5億人ユーザーベースが
イノベーションのジレンマの要因となってしまいます。
(疎遠なフレンドの情報はホームの更新情報に含まれなくなるなどの仕様も、
あまりユーザには歓迎されないと思います。)
いずれにせよ、アドホックにフレンドが入れ替わっていく速さは、
友達承認制とColor風リアルベースSNSでは比較にならないでしょう。
またそれにより、既存SNSの問題となっていた蛸壺化も防ぐことができ、
入手できる情報の質も向上するでしょう。
ちょうど、アーリーアダプターがRSS Readerから
Twitterに乗り換えた時に感じたようなことを、
もう一度感じることになるのかなぁと考えたりしています。
○プライバシー問題
もう1つFacebookにとっての足かせになっている点が、プライバシー問題です。
Facebook = SNS = フレンドにしか情報が公開されないはず
という前提ががユーザにはあります。
しかし、マーク・ザッカーバーグは、世界にはもっと透明性が必要という思想を持っており、
その方向への仕様変更がしばしばユーザに混乱を与えています。
マーク・ザッカーバーグとしては、基本的に情報はパブリックという世界に
Facebookを持って行きたいのだと思いますが、
TwitterやColorのような、最初から情報がパブリックだったサービスと比べると、
その動きは遅くなってしまいます。
そんなこんなで、Color風リアルベースSNSがFacebookにとっての、
破壊的イノベーションになりそうな気がしています。
Color風リアルベースSNSと書いているように、
必ずしもColor自体が成功するとは思っていません。
ただ、数年後には「Elastic Network」のように
つながりの強弱がダイナミックに変化するSNSが主流になっている日が
来るのかなぁと考えています。
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映画が1000円で見れる日をお知らせするTwitterBotを作りました。
サービスデイ当日から1週間前にTwitterBotがお知らせしてくれます。
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対応している映画館は、大手シネコンが主です。
毎月14日のTOHOシネマズの日などの、日付指定のサービスデイをお知らせします。
お知らせしないサービスデイとしては、
・毎週水曜日のレディースデイ等の曜日指定系のサービスデイ
・会員入会が必要なサービスデイ
となります。
■対応映画館、サービスデイ
・TOHOシネマズ
TOHOシネマズデイ
・109シネマズ
109シネマズの日
夫婦の日、カップルデイ
・MOVIX
MOVIXデイ
・新宿ミラノ1,2,3
夫婦の日、カップルデイ
※2014/05/15 修正
ワーナー・マイカルお客様感謝デイと、シネプレックスのハッピープライスデーがなくなったため削除しました。
また各映画館の料金改定のため、料金を1000円から1100円に変更いたしました。
※他に対応して欲しい映画館、サービスデイがありましたら、コメントでお知らせください。
では、良い映画ライフを!
]]>「Arduinoをはじめよう」という参考書通りに進めていたら、一番最初のLEDを1秒ごとにぴかぴかさせるとことで、早速はまってしまった(笑)。
Arduino IDEでソースコードを書いて、ボードにアップロードをするのだが、そのアップロード中にIDEがフリーズしてしまって、何度やってもだめだった。
ぐぐったり、本家の英語サイトのFAQ見たり、色々したけど、結局2ちゃんのスレに助けられました。
どうやら同じことで悩んでいた人がいたもよう。
Gainer・Arduinoーフィジカル・コンピューティングスレ
結局、IDEのボードの設定が原因だった。。
デフォルトは、「Arduino Diecimila or Duemilanove w/ Atmega168」が選択されていて、 Duemilanoveだから正しい設定だと思っていた。だけど、よくよく眺めてみると、「Arduino Duemilanove w/ Atmega328」も選択肢として存在している。。ボードを見てみると、「Atmega328」というシールが貼ってある。IDEのボードの設定を、「Arduino Duemilanove w/ Atmega328」に変更したら、あっけなく動いた。
せっかくなので、アップロードにうまくいかなかった時に確認することを列挙しておきます。
・IDEでSerial Portの設定をしたか(本に記述あり)
・USBのSerial Portが10以上のCOMポートになってないか。なってたら2とか3とかのCOMポートに設定してみる(本に記述あり)
・ボードのリセットボタンを押してみる。リセットボタンは、ボードを見れば、ボタンは1つしか付いてないので分かると思います。リセットボタンをアップロード前や、アップロードボタンを押した直後に押すといいらしい。←いくつかの日本語ブログに書いてありましたが、今回はそれが原因ではありませんでした。古いバージョンでは有効だったのかもしれません。
・タスクマネージャーを開いて、「LVPrcSrv.exe」というプロセスが動いてないか確認する。動いてたら切る。これは本家のトラブルシューティングに書いてありました。 Logitech製品のプロセスらしいですが、私のPCではLogitech製品を使ってないので、動いてませんでした。
Arduino Troubleshooting
Why does the Arduino software freeze when I try to upload a program? (on Windows)?
This might be caused by a conflict with the Logitech process ‘LVPrcSrv.exe’. Open the Task Manager and see if this program is running, and if so, kill it before attempting the upload.
ここまで来るのに、半日以上かかってしまった(笑)。
これからペースアップしていきたいと思います。
こんなの既に誰かやってるだろうなと思ったら、案の定あった。
イメージしていたものとぴったり。これで少し暗算をしてみたのだけれど、自分の暗算能力の劣化にびっくりした(笑)。
小学生の時、暗算5段合格したのに~(泣)。
これをやっていて思ったのが、暗算と言えど、そろばんの指の動きをしたほうが暗算の計算がしやすいこと。
そろばんをやったことがない人向けに書いておくと、そろばんをやっている人は、暗算をする時、頭の中にそろばんを思い描き、そのそろばんを頭の中で弾いて、計算している。
論理的には頭の中にそろばんがある訳だから、いちいち指ではじく動作をする必要はない。
頭の中だけで、そろばんを動かせば良い。
だが、それだと、なぜか途中で間違える確率が高くなってしまう。
暗算をする時でも、そろばんを弾く指の動きをしたほうが、頭の中のそろばんが正確に動くのだ。
と、ここで、おおー、これってタンジブルじゃん!
とひらめいた。
人間は、物理的な動きがあったほうが、頭が働きやすいんだ。
だから、タンジブルが有効なんだと、腑に落ちた。
そこで、タンジブルにそろばんとか暗算とか関係付けて、ブログとか書いている人いないかなーと思い、ぐぐってみた。
そうしたら、タンジブルを発案したきっかけが、そろばんだった(笑)。
石井裕の“デジタルの感触” 第1回 原点としてのそろばん (ascii)
そろばんの持つ直接性、メカニズムの透明性、そして触れる喜びを、複雑化・汎用化の極みに達しつつある混迷した現在のヒューマン・コンピューター・インターフェースに持ち込めないか? その問いが、私のタンジブル・ビット研究の出発点となったのだ。
なんか、それがちょっと嬉しくなったので、記念にエントリーしてみた(笑)。
]]>翔泳社 2008-09-11
売り上げランキング : 1992
この本を読むきっかけになったのは、下記のブログでマイクロISVというキーワードにびびっときたから。
小野和俊のブログ:「小さなソフトウェアベンダーという選択肢」
本書では、マイクロISV(Independent Software Vendor)と小さなISVが明確に区別されている。
■小さなISV
・ソフトウェア製品を持つ
・ISVの大きくないもの
→自己資金の私企業、社員数は100名以下が念頭に置かれているが、相対的な基準で、絶対の基準とはされていない
・大企業化を志向せず小さいままでいる傾向がある。大きくなるにしても成長はゆっくり
■マイクロISV
・1人でやっているソフトウェア製品会社
全体を読んでみると、僕が期待していたほどマイクロISVの記述がなかったなという印象。印象だと全体の2割もなかったように思う(ただ、小さなISVにとって必要なこととマイクロISVに必要なことに重複があるので、全く関係ないわけではない)。なので、マイクロISVという考えだけに興味のある人は、本屋さんでマイクロISVという言葉が入っている章だけ立ち読みするのがお勧め。
1つ前のエントリーの中でも、個人・小さな企業に可能性が開かれてくるという話題を書いたけど、色々な要素があいまって、その傾向が進んでくると思う。だから、マイクロISVも今後たくさん生まれてくるだろう。最近だと、1人で作ったネットサービスがヒットして、会社を立ち上げる例がいくつかあったけど、そういう会社にはぜひ成功例になって欲しい。
例えば、これとか。(※厳密にはソフトウェアベンダーじゃないけど、WEBサービスもソフトウェアということで)
「つぶすわけにはいかない」――こくばん.inを会社化した理由(ITMedia)
マイクロISV以外にも、ISVのソフトウェアを題材にしたポジショニング戦略や、ギークならではの気をつけるべき点、著者の失敗談なと読んでて面白かった。小さなISVやマイクロISVに興味のある人は読んでおいて損はない本だと思う。
]]>4つのセッションに参加させてもらったのですが、楽天研究所の森正弥所長の「クラウドコンピューティングの衝撃~サード・リアリティ時代に向けて~」が一番聞き応えがありました。セッションの最初の方で、「この話を聞けば、クラウドコンピューティングのことが一通り分かります」という言葉があったのですが、その通りとても分かりやすく、初耳の話もあり、とても為になりました。
メモも取ったので、その内容を書いておきます。
■サード・リアリティー
・実空間とネット空間の融合
・リアリティーの変化
■クラウド・コンピューティングの衝撃
・複雑な問題を中間層で隠蔽する
→クラウドの元々の意味
・インターネットが順調に成長している過程
■3つの鍵 その1
・カンブリア紀の三葉虫→生物の多様性の革命→クライアント・サーバアプリの多様性
□発端 Saas
・Google Docs&Spreadsheets、Salesforce
・Web OS
□カンブリア爆発
・多様な生物の誕生
→生物に目が付いたことが発端
周りが見えない状況から、周りが見えるようになる生物が登場し、動きながら生物を捕捉して食べる種が出てきた
それに対応し、守る生物が生まれるというように、多様な生物が誕生した
□Rich UI
・静的→動的
→多様なアプリがクライアントで動かせるようになった
RIAは、カンブリア紀の生物の目に当たる
■3つの鍵 その2
・コンテナ→1750年代の輸送の革命→データセンターの革命
□発端 インフラサービス
・Amazon EC2、S3
→コストが劇的に安い
インフラに新しいパラダイム
□Amazonのインフラを使ったサービス
・Smugmug
・ANIMOTO(画像と音を編集して簡単にかっこいいPVを作成できるサービス)
→3日で2500ユーザから25万ユーザに増加。サーバを50台から3500台に増やした
・New York Times
→過去記事をEC2で運用
□オンラインストレージサービス
・AmazonもEBSを開始
・海外のサービスの方が日本企業のサービスより安い
→海外のサービスを知っているか、知っていないかで利用者が払う料金に差が出る
日本企業は、気が付かないうちに海外企業の格安のサービスと勝負することになってしまう
□Paas
・Saasとインフラの中間層として重要
・SFDC・・・APEX、Force.com
・Facebook・・・FBML、Facebook Platform
・RightScale・・・Amazon EC2を管理、負荷分散、オートスケーリングなどが可能
□クラウドコンピューティングの利点
・Google Map・・・衛星写真データを保持し、適切な形で提供するにはGoogleの巨大インフラが必要。Google Map上にユーザに付加価値を与えてもらう
→マッシュアップ。エコシステムを形作ることができる
・ANIMOTO・・・サーバを50台から3500台に増加させるのは、通常3日では拡大できない。
→柔軟性の拡大
・NetSuite・・・日本とブラジルで共通してERPシステムを管理できる
→グローバル
□提供者側の利益
・データが集積する
→データを持つものが強くなる
・プラットフォームのオーナーになれる
→エコシステム、ユーザーマーケティング
・提供者側が他のユーザの情報も保持できる
→例えば、クラウドの提供者は、成功者の情報を他の参加者にフィードバックできる
□向こう側の更なる変化
・Googleのデータセンター・・・サーバが100万台ある
→日本ではどんな大手でも1万を超えない、大体6000~7000台
・巨大データセンターの増加
→シスコ、オラクル、HP、MS
□仮想化技術の高度化
・アメリカでは、データセンターを構築する際に仮想化技術を使うのは当たり前
→4年前くらいから当たり前だった
それが現在に至り、高度化している
・サービス(アプリ)とハードの障害が分離できる
→両方が分離できているので、単純化して考えることができる
コストメリットを取るための大規模化が進む
□データセンターのトレンドの変化
・過去・・・都市部に作っていた
→ハードに故障が出た場合でも、アプリに影響するから、アプリが分かる人間が近くにいたほうが良い
・現在・・・巨大な拠点を作れる所、かつ寒い所
→ハードに故障が出てもアプリに影響しない
昔は人件費が高かったが、現在は電力がコストになっている
(全体の30%くらいが電力コストで、そのさらに40%が冷却コスト)
□加えてこんな変化も
・コンテナ型データセンター
→HP、IBMが採用したり、すごい勢いで普及している
・コンテナは、ISOで国際的に規格が統一されている
→低コスト(積み上げられる、屋根がいらないなど)
規格化することで、簡単に増やせる
・Rackable社は、コンテナ型データセンターを年間10万台出荷している
→1台のコンテナに2800台のPCが入る
→MSが200台のコンテナをシカゴに置いた
■3つの鍵 その3
・発電→1730年の工業の革命→??(メモしきれませんでしたorz)
□電力
・工場ごとに発電機 → 電力会社に移行
→昔は、工場ごとに発電機を持つのが普通だった
電力会社から電力を供給してもらうのが効率がいいことが分かると、電力会社から供給を受けることに移行した
・企業データセンター → Big Switch
→IT投資は、高いだけで効果薄い(ニコラス・カー)
企業内でインフラを持つのをやめてしまう
■どう考えるか
・個人や小さい企業に可能性
→インターネットが出てきた当初言われてきたことが、リアリティーを持ってくる
・淘汰
→中間ビジネスの中抜きが進む
→コンシューマビジネスの崩壊(??時間が押してきたため説明なし。一番気になるのに。。)
・スキルの相対化・コモディティー
→オリジナリティーが必要
多様なオリジナリティーを持つ人が存在する社会へ
・多様性の価値増大
以上、セッションメモ終わり。
時間が押してきたこともあり、どう考えるかの部分が足早な説明になってしまっていた。
個人的には、どう考えるかの部分をもっと聞きたかったなと思う。
※「クラウド化する世界」は、Big Switchの邦訳です。
クラウド化する世界 | |
村上 彩
翔泳社 2008-10-10 |
The Big Switch: Rewiring the World, From Edison to Google | |
Nicholas Carr
W W Norton & Co Inc 2008-01-30 |
倒産だから、そんなに頻繁にはないだろうなと思いつつ、
まあまあの頻度でRSS配信されてくる。
9月は28日までで約30件ほどあった。
ちなみに大型倒産の定義は、負債額30億円以上の倒産とのこと。
あと、下記の帝国データバンクのページだと、前月分のデータまでしか見れないが、RSSリーダーで見ると、それより前の分も見ることができた(Livedoor Readerで200件分見れた)。
建築とか不動産といった業種の倒産が最近は多い模様。
経済が不安定化しそうな昨今、どの業種の倒産が多いか見るためにも、このRSSを購読しておくといいかもしれません。
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