- 2008-01-28 (月) 0:38
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昔、僕がjavascriptでプログラミングをしている時の話。
「うーん、うまく頭の中でロジックが整理できないから、分かるところから、書き始めよう」
「よし、とりあえず、形はできた。動かしてみよう」
「やべ、おかしな挙動するよー。ここを直したらどうだ」 × 50
「やっと、まともに動くものができた!!」
「だけど、このコードやたら複雑だし、効率悪そう。。ガーン」
完成したものは、ものとしてはきちんと動くが、
コードの可読性がゼロで自分でも3日で忘れそうな代物になってしまった。ここで学んだ教訓はこれ。
「プログラムを書く前に、紙にロジックをまとめる」
なんか言われると超簡単で別にどうってことない感じだけど、これをすると、
「やべ、おかしな挙動するよー。ここを直したらどうだ」 × 50
の回数が格段に減らすことができる。
あと、紙に書いたロジックがおかしかったら、
もう一度書き直すといい。
ロジックの整理を頭の中だけでできればいいんだけど、
複雑なロジックになってくると、僕みたいな凡人では、整理不可能。お手上げー。
やっぱり紙にロジックをまとめるのが、一番かな。
でも、世の中すごい人もいるものだと思ったインタビュー記事を最近読みました。
「Wii.com 社長が訊く 大乱闘スマッシュブラザーズX」
それは、桜井政博という人間に対して私がもっとも高く評価している部分と
非常に深い関係があるんです。ひと言でいえば、それは、
「ものがまったくできていないときに
完成イメージが頭の中で
ほぼ完璧にできて動いている」
ということにほかならないんです。
ここで、僕なりの解釈をすると、桜井さんという人は、
「頭の中でかなり複雑なロジックを作成し、検証できる。
そして、検証した結果を記憶し、さらに次のロジックに活かすことができる。
その積み重ねが、頭の中のほぼ完璧なイメージとなる」
ということなんじゃないかなぁと思います。
僕なんかは、まだまだこのレベルにたどり着かないけど、
ちょっとでも近づけたら、いいなー。
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